来月の売上を意識しない働き方

例えば、今あなたが会社員や専業主婦として、少しの不自由はあるけれども、それなりに安定した生活をしていたら、個人事業主の生活は、とても恐ろしいものに思えるでしょう。「来月の売上がいくらになるのか、今の生活を維持できるのか」という恐怖や不安は、今思い出しても恐ろしいものです。もちろん、僕も開業して最初の数年間はそうでした。

ただ、数年やっているうちに恐怖感はなくなりました。今でも売上が多い月、少ない月はありますし、来月の売上がいくらになるのかは、正直に言って予想が付きません。では、なぜ恐怖を感じないかというと、「提供した価値=未来の売上」ということが分かっているからです。大事なのは来月の売上ではなくて「今月、どれぐらいお客様にサービスを提供できたか」なのです昔は取りっぱぐれや、不許可による返金などもあって、「提供した価値=未来の売上」となりませんでしたが、だんだん、どういう人にサービスを提供してはいけないか(=ボランティアになってしまうケースはどういう場合か)が分かるようになると、「提供した価値=未来の売上」に近づきます。

今、僕が一番怖いのは、ヒマなこと。つまり「価値を提供できていないこと」です。それが、そのまま「未来の売上」に繋がるからです。個人事業主が、働き過ぎのワーカホリックになりやすいのは、そのためです。

「来月の売上がいくらになるのか」を心配していても、何も良いことはありません。もし、そういう恐怖に襲われてしまったら、「提供した価値=未来の売上」ということを思い出して、「誰にサービスを提供しようか」という前向きな思考に切り替えましょうね。

執筆者:行政書士 杉田 誠

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